GW休暇に、シンガポールにある、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイという巨大な植物園へ行ってきました。
今までの植物園の概念を覆す、近未来を思わせるような植物園でした。
遠くから見ても目を引く、樹木に見立てたスーパーツリー。
大小様々な大きさのものが全部で18本あり、不思議な形の鉄骨造の構造物に植物が配植され、その大きさと美しさは感動です。
裏面から見るとホースが張り巡らされ、自動散水出来るシステムとなっていました。
フラワードーム内は、23~25度の快適な温度に設定されており、私が行った時には、
中心のエリアで、珍しい色とりどりのチューリップが展示されていました。
クラウドフォレスト ドーム内に高さ35mの人工の山と滝が圧巻です。
クラウドフォレスト内では、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイが、自然のエネルギーを使用したつくりになっている事が映像や模型で紹介されていました。
太陽光発電により夜のライトアップをしている事や、
雨水を貯めて植物へ散水出来るシステム、
風の流れを配慮したドームの形になっている事など。
多くの賞を受賞し、ネットやガイドブックでも一見の価値ありと書かれているだけあり、今までに見たことのない発想の植物園でした。
熱帯地方の植物が多かったのですが、植物の配植や、花々の色の組み合わせ、
やわらかい曲線で作られた通路やベンチ・花壇の見せ方など、とても勉強になりました。
植物や、建築・構造物に興味のある方などは、本当に楽しめる空間だと思います。
実際に見ることが出来た感動と満足感でいっぱいの植物園でした。